もしも診察の結果、ガンだった時どうしますか?
① 自分にだけ告知
② 家族にだけ告知
③ 自分に告知してからの家族に告知
これは、去年子宮筋腫の治療の為
子宮全摘手術を受けることとなり
紹介してもらった大きな病院で
最初に記入する用紙に書かれていた質問の中の一つです。
私としては、子宮筋腫は悪性化しないものと
思い込んでいましたので
この質問を見てから
診察を受けるのに今までにない緊張感を持ったことを
憶えています。
大きな病院ですのでいろいろな病状の方が
来られるであろうことから
最初に意思確認をしておくことは
大切なのだろうとは思いましたが。
そして、この質問への私の決心は
① 自分にだけ告知
最期まで知らせずに済むものなら
知らせずにいたいなと思いました。
それと同時に
元気な今だからこそ
最期のことをちゃんと考えておかなくては
いけないなと思い直しました。
そこで、しばらくタンスの中に仕舞いっぱなしにしていた
エンディングノートをまた書き始めることにしました。
エンディングノートってご存知ですか?
私のはコクヨのノートで,1,500円くらいでした。
もしもの時に自分に関するさまざまな情報を
わかりやすくまとめておく為のノートです。
文房具屋さんや本屋さんにも置いてあります。
エンディングというと
なんだか気が進まない感じはしますが
自分の身の回りのことを
一気に整理できるノートだと思うと
書いてみる価値はあると思います。
何かあったときに
周りの人が困らないようにしておくことも
大切ですからね。
書き込む内容としては
※ 預貯金はどこに預けてあるのか
※ 自動引き落としにしている口座について
※ 不動産について
※ クレジットカードや電子マネー
※ 保険や年金について
※ 友人・知人一覧
※ 告知・延命処置についての意思表示
※ 介護や葬儀について
などです。
メーカーによって
記入する内容は、違うかもしれませんので
手に取って自分が書いてみようかなと
思ったものを購入されるといいと思います。
そして、記入しながら
使っていない口座は整理しようか?とか
しばらく会っていない友人に連絡して
ランチでも誘ってみようかなとか
使っていないWebサイトも整理しないとな
と、いろいろとやってみようという事が思いついたりもします。
身の回りの形あるモノの整理は
生活の邪魔になったりするので
整理しなくてはと思う機会もありますが
こういった情報の整理はなかなか後回しというか
しないままになってしまいがちです。
人生折り返し地点を過ぎた世代だからこそ
少しずつでも考えておきたいものですね。
それではまた。